おいしく!たのしく! 健康長寿の食スタイル

現在の自分を知りましょう!

  • No.42017年8月25日発行
今回はあなたの「標準体重」と「1日の必要エネルギー量」を計算して、ご自分の健康状態を確認してみましょう。毎日の食事の内容や分量、食事のとり方を考えるきっかけにしてみてください。
STEP 0身長・体重を記入しましょう
身長は「m」で計算(170cmは1.7)
身長 (A)
m
体重(B)
kg
STEP 1 あなたのBMIは?
※ BMI … 肥満度を示す指標として国際的に用いられている体格指標
BMI=(B)÷(A)÷(A)=
kg/㎡
下の表の通り、計算した数字が例えば50〜69歳の場合、20未満なら「やせ」 25以上なら「肥満」となります。どの年齢区分でも、数値22が「理想」です。
STEP 2 あなたの標準体重は?
標準体重(C)=(A)×(A)× 22=
kg
STEP3 あなたの基礎代謝基準値は? 基礎代謝基準値とは、体重1kgあたりに必要なエネルギー量。 下の表より確認します。
あなたの基礎代謝基準値(D)
kcal
STEP 4 あなたの基礎代謝量は?
基礎代謝量とは、1日中横になっていても必要なエネルギー量のこと。内臓や脳などの臓器を動かすために最低限必要な量。
あなたの基礎代謝量(E)=(C)×(D)=
kcal
STEP 5 あなたの身体活動レベル指数は?
あなたの身体活動レベルを日常生活の内容からⅠ・Ⅱ・Ⅲに分け、下の表から指数を確認します。
  • レベルⅠ:生活の大部分が座位、家事や買い物などの静的な活動が中心
  • レベルⅡ:職場内での移動や立位での作業、運動や家事、軽いスポーツなど
  • レベルⅢ:かなり重労働の仕事、活発な運動習慣がある
あなたの身体活動レベル指数(F)
STEP 6 あなたの1日の必要エネルギー量は?
1日の摂取エネルギーの「適量」を知り、健康体重を維持しましょう。
あなたの1日の必要エネルギー量=(E)×(F)=
kcal
あなたの標準体重や、1日に必要なエネルギー量を把握できましたか?次回はバランスの良い食事のとり方について考えてみましょう。

161025002後藤 恭子氏

ごとうきょうこ

管理栄養士 THP産業栄養指導者 ヘルスケアオンライン株式会社取締役

タニタ社員食堂の礎を築いた初代管理栄養士。企業、病院、銀行などで栄養管理、栄養指導を行っており、指導歴約40年、指導を受けた人は5,000人を越える。70歳代になった現在も健康そのもので医師知らず。「その人に合った健康的な生活習慣を伝えること」がミッションで、ダイエットを越えた「食べ方」や、それを支える「考え方」を圧倒的な経験を踏まえて実行しやすい形で伝える。